応用マテリアル工学
Materials Science and Engineering
応用マテリアル工学コース(応マテ)では、金属系材料を中心として、半導体材料、酸化物材料など無機系の材料科学に関する教育・研究を行っています。私たちが目にする物質は全て周期表の元素から成り立っています。周期表をよく見ると、元素のほとんどは金属元素・半導体元素であることがわかります。これらの元素の無限に近い組み合わせを用いて、物質の構造を原子レベルで制御し、革新的なマテリアル=材料を創り出すことが、私たちのコースのミッションです。
未来を、世界を、ともに変えよう。マテリアルの力で。

社会で使われる さまざまなマテリアル=材料を創り出す
Create Various Materials
私たちのコースでは、さまざまな元素を用いて社会に役立つマテリアル=材料の開発に挑戦しています。
例えばこちらの図に示したように、飛行機やノートパソコンはとても多くの材料から作られています。まず、掘り出した鉱石から材料を作るためにはどのようにしたら良いでしょうか? それらの材料を用いて、簡単に壊れない高強度の構造材料を作らなければなりません。飛行機を飛ばすためには数100℃以上の超高温に耐えるジェットエンジン用の材料が必要です。飛行機にもノートパソコンにも、大容量で安全なバッテリーが必要不可欠です。デジタル機器には優れた半導体材料が欠かせません。光触媒によって空間をきれいに保つことができれば、快適な環境を維持できます。長期間にわたって錆びず、装飾性に優れた表面を創り出すことが求められます。
このように、さまざまな特性をもつ材料を創り出し、それらを融合することによって私たちの社会に役立つ工業製品が作られているのです。私たち応用マテリアル工学コースでは、社会が求める新しい特性をもつマテリアル=材料の開発を目指して、日々研究を進めています。

就職状況 就職に自信有り!
Career Paths
応用マテリアル工学コースでは、学部卒業生の9割以上が引き続き大学院修士課程に進学します。また、修士課程進学者の1〜2割が博士課程に進学します。学部卒業生、修士課程修了生および博士課程修了生はいずれも、鉄鋼業、非鉄金属・新素材、電気・電子、自動車、重工業、家電、エネルギー、教育・研究(アカデミック)など非常に幅広い業種で活躍しています。
マテリアルが無ければ新しい製品を作ることはできませんので、応用マテリアル工学はあらゆる工業にとって極めて重要な学問分野であり、社会から引く手あまたです。就職活動にあたっては、コースの教職員が最大限にサポートします。また、本コース卒業生のネットワークがみなさんの就職活動を支えてくれます。就職に自信有り!
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日本で世界で活躍する卒業生
Alumni Interviews