マテリアルの声

総合理系で広がる選択肢

  • 在校生
伊藤 泉純 さん

応用マテリアル工学コースを選んだ理由

「なぜ」を突き詰めたい

自分の興味と就職の強さのバランスが最も取れていたコースだったため、この学科を選びました。私は総合理系出身で、学部学科紹介の際に見学した中で興味が湧いた学科の一つに材料工学がありました。この学科はとてもミクロなスケールから物事を説明することが多く、「なぜ」を突き詰めたい自分にとって、とても魅力的でした。そして、就職先もTOYOTAや日本製鉄といった大企業が多く、自分のキャリアアップさせるための道にも通じています。

北大での学生の学びや経験

北大は本当に幅広い学問に触れることができます。北海道大学という大学が総合大学であることや一年次の授業が全学部混合かつ、総合理系の自由度が極めて高いことなどが影響して、様々な学問を学び、興味のある道を選択することができます。私が最も印象に残っている授業は「海のフィールドに出よう」という集中講座でした。そこでは水産学部の乗船実習を他学部学生も三泊四日で経験することができました。そこで、以前はまったく興味のなかった水産学部にも興味を広げることができました。

進路を考え中の皆さんへのメッセージ

できるだけ、気になる大学や学科と関わることをお勧めします。私は高校の時に、かなり進路に迷いました。河合塾から渡される「栄冠をめざして」や「蛍雪時代」を見ても、その大学の強みは、さして見えません。入ってからのことは入ってからしかわかりません。そういう意味で、一回大学に入ってから、様々なものを見ることができる北海道大学はお勧めできるといえます。しかし、進路を考えている最中の方でも行えるものもあると考えます。例えば、北海道大学は登録さえすれば、一般の方でも図書館を利用できます。また、授業内で高校生の姿を見たこともあります。そして、わたしは最近、研究室見学をしているのですが、高校生・外部生の見学も歓迎という触れ込みの研究室は多いです。したがって、入る前に最大限じかに興味のあるものに触れてください。それでも決まらないようなら、ぜひ北海道大学にいらしてください(笑)

2025-08-25